Q.得意な教科がありません。どうすればいいですか?

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自信がないから…

「どの教科もだいたいクラスの平均より少し上」「自分は何をやっても普通」…など、ある程度は安定した成績を取れているお子さんでも、得意教科や分野がない、もしくはわからないという子はいます。こういうお子さんは「自信がない」というケースがほとんど。自信がないため、周囲と比べて「得意教科はない」と思い込んでしまっているのです。

少しのきっかけで変わる!

人間は何か一つでも「すごいね!」と褒められると、「ひょっとして僕(私)は、自分が思っているよりデキる人間なのでは?」と自己認識が変わります。それが勉強であれば、得意教科を持てるきっかけにつながる可能性が。1教科でも自信が持てれば、「他の教科も、やればできるかも?」というプラスの意識がはたらくようになり、その結果、全体的に成績が上がった例はたくさんあります。

もちろん、「他の教科をすべて切り捨てて、1教科に賭ける」のがベストとは言えませんが、「得意だ」という意識の持てる教科を徹底的に磨き上げる作戦は、今一歩伸び悩んでいる生徒には有効な手段の一つです。

「好き」は大きな原動力

それでも「得意がない」と言う人は、まずは「好きな教科」に目を向けましょう。「好きな科目や分野もない」人も中にはいますが、部活動や放課後、または休日に「好きなこと」「やりたいこと」が本当に何もないという人は、おそらくかなり稀だと思います。

「自分は何が好きか」は自分と向き合い、自分で見つけるしかありません。鉄道・城・ゲームや漫画・料理・スポーツ・自然…自分の興味が向くところを掘り下げると、その多くが地理や歴史と密接に結びついていたり、外国語を必要としたり、理科や数学の法則に則って成り立っていたりします。

「好き」から拡げて、勉強につなげる工夫ができたらしめたもの。あとは「その教科の有効な勉強法」を、周囲の友達や先輩、先生に聞いて、実践しましょう。ぜひ、自分だけの武器を磨き上げてみてください!

まとめ

Q.得意な教科がありません。どうすればいいですか?

A.自分の「好き」を見つけ、それを「得意」に育てましょう。

★得意な教科がないのではなく、「自信がない」だけなことも多い。
★1教科を磨き上げることで自己肯定感が高まる。他の教科にも良い影響が!
★「好き」は大きな原動力。自分の興味を掘り下げて、勉強につなげる工夫をしよう。

佐鳴予備校

佐鳴予備校

小中高一貫教育を愛知県、静岡県で展開し、岡崎、旭丘、浜松北高など地域難関高校No1の合格実績を誇る予備校。集団授業だけでなく、生徒のニーズに合わせた個別指導、大学受験向け映像授業などのコンテンツを紹介。

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