―現在の部署に異動になった経緯と、今のお仕事の魅力を教えてください。

もともと校舎掲示や通信の作成が大好きで、新卒の頃からみんなが使える掲示ツールや「小学生向けおもしろ問題」を作成していました。教室長になってからは、生徒・保護者向けの通信を毎週発行。内容はさなるの有効活用法に始まり、効果的な勉強法、その時々の教育ニュース、時事ネタ、定期テストで活躍した子どもたちの体験談や教室内で普段行うスピーチなどなど。ありがたいことに随分楽しみにしていただけたようで、転居でさなるを辞めることになった生徒の保護者から「さなる生のお友達のお母さんに毎週送ってもらいます！」と言われたこともありました（笑）それが上司の目に留まり、頑張っている社員や、上司の方々の新卒時代を特集した社員向け通信を一年間作成させていただいたり、「教室長兼任で良いので」と全社的な広報活動（新聞折込広告等）にも徐々に携わらせていただくようになりました。保護者・生徒へのメッセージを広報物というカタチで残せることが一番嬉しいですね。

―仕事と育児・家事を両立する上で大変な部分とそれに対する工夫点を教えてください。

仕事については、「管理力のアップ」「見える化・共有化」「常に周囲に感謝」です。 全てを両立するには１分１秒もムダにできないので、自己管理スキルが高まりました。想定外の緊急案件にも対応するため、少し余裕のあるスケジュール管理を心掛けています。また、ありがたいことに時短勤務にも柔軟に対応していただけているため、情報共有・お礼のひと工夫を前以上に意識するようになりました。 育児については、なかなかこちらの思うとおりのスケジュールでは動いてくれません。子育てはアクシデントの連続ですので、こちらは「ま、いっか！」の精神です（笑）家事は頼れる時に頼れる人（両親・夫）と機械（ルンバ）にお任せしています。

―学生のみなさんへ就職活動のアドバイスやその他メッセージをお願いします。

結婚、妊娠・出産、家事・育児、そして介護。年齢・性別を問わず、長い人生の中では様々なライフイベントに直面します。自分が本当に「つらいなぁ」と思った時、「それでも私は、この●●のために頑張るんだ」と思える仕事があることは、本当に幸せだと思います。さなるの仕事は、ありがたいことに生徒にも保護者にも、社員にもたくさんの「夢と挑戦」のドラマを見せてもらって、しかも「ありがとう」と言ってもらえる仕事です。たくさんの感動を貰って、本当はこちらが「ありがとう」なんですけどね。