「家でしっかり勉強できる子」が理想的。学習習慣を身につけるには…?

学力アップ

「うちの子、家でなかなか勉強しなくて…」という保護者の声をよく耳にします。「帰ったら手を洗う」「食後は歯を磨く」などの生活習慣と同じように、勉強も「自然と毎日やる」ようになるのが理想的です。学習習慣を身につけるためのコツは、どこにあるのでしょうか?

机に向かう時間を決める

まずは、毎日机に向かう「開始時刻」を決めましょう。「学校から帰ったらすぐに机に向かう」「夕食までの時間は勉強する」「登校する前に30分やる」など、自分に無理なく都合のよい時間を決めて、「何が何でもこの時間は机に向かって座る」ことを実践してみてください。最初のうちは、なかなか行動できないかもしれません。それでも机の前に座ってみれば、そのうちだんだん手を動かして勉強し始めます。始めてみると意外とやる気が出てくるもの。場所も、「自分の部屋でやる」「リビングでやる」など決めておくと行動しやすくなるでしょう。

生活習慣を整える

家庭学習が身についている生徒たちは、毎日の生活や勉強にリズムがあります。例えば、部活をやって帰宅した後に「眠くなってしまう」子が多いようですが、そうなるとなかなか勉強できません。ただ、「帰ってすぐの時間は眠くない」「お風呂あがりは眠くない」など、自分の生活パターンを理解していれば、おのずと勉強する時間が決まってきます。生活習慣を整えることは、学習習慣の定着にもつながってきます。

スモールステップから始める

目標は、最初から大きくしないのがポイントです。机に向かう時間は短時間からスタートし、ハードルを低くして継続させることを目指します。「問題集1ページを解く」「英単語を20個覚える」など、たとえ20~30分であっても、子ども自身ができると思う内容から始めさせるとよいでしょう。小さな体験を積み重ねることで、「家庭学習が毎日できた!」という達成感を味わうことができ、それが自信につながります。

毎日の勉強時間を記録させる

勉強した時間を記録するのも、有効な方法です。レコーディングダイエットというのが流行りましたが、それと同じ発想で、カレンダーに開始時刻と終了時刻を書くだけでOK。毎日やっていくと、「勉強しない日をつくるのがいやだ」と思えるようになります。お子さん自身に記録させると、達成度が目に見えるため、「もっとやろう」という欲が出てきて勉強時間がだんだん長くなっていきます。

声かけできっかけを作る

ご家族からの声かけは、きっかけづくりという意味で良いサポートになります。「2年生になるから頑張ろう」「いよいよ夏休みだね」など、学年が変わるときや長期休暇の前などは、声かけのチャンスです。また、家庭学習を頑張っているお子さんを認めてほめてあげるのも大事なことです。「できなかった自分を変えよう」と、お子さんが机に向かっている。これは、すばらしいことです。「勉強するのが当たり前だ」という意識は置いておいて、「よく頑張ったね。明日もやろうね」と明るく声をかけてあげてください。認められた喜びがモチベーションアップにつながり、それが習慣化につながります。

まとめ

勉強を習慣化させるのに、「遅すぎる」ということはありません。読書でも運動でも何でもそうですが、継続していれば、それはやがて習慣に変わります。まずは実行できるところから少しずつ始めてみてください。

Adviser
原里美(佐鳴予備校教師)

佐鳴予備校

佐鳴予備校

小中高一貫教育を愛知県、静岡県で展開し、岡崎、旭丘、浜松北高など地域難関高校No1の合格実績を誇る予備校。集団授業だけでなく、生徒のニーズに合わせた個別指導、大学受験向け映像授業などのコンテンツを紹介。

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