Q.授業に集中するためのコツは?

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「集中度」が習熟度を左右する

小学生・中学生のうちは、「授業への取り組み方」が勉強の理解度に大きく影響します。学習内容は、授業をしっかり聞いていればわかるレベル。だからこそ、「いかに授業に集中するか」で各教科の習熟度はほとんど決まってきます。

しかし実際には、子どもたち全員が集中して授業を受けているかというと、(残念ながら)そうではありません。先生や親御さんから「集中して授業を受けなさい!」と言われても、どうしたらよいかわからない子もいるでしょう。

授業に集中するためのポイントは?

では、授業に集中できている生徒のポイントは、どこにあるのでしょうか?

①姿勢が良い

姿勢を見れば、授業への集中度がわかります。真剣に集中して問題を解いていると自然と姿勢が良くなり、どんどん前のめりの姿勢になってきます。逆に“心ここにあらず”の状態だと、片肘をついたり、背もたれに寄りかかったりして、必ずと言ってよいほど体勢が崩れてきます。

姿勢を良くする→授業への取り組み方が変わる→聞く態度が変わる→勉強内容を理解できるようになる→目標を持てるようになる→結果、成績が良くなった。このようなサイクルで成功した事例は複数あります。まずは、授業中に姿勢を正すことから始めましょう。

②視線を前に向けている

授業中に目が合う生徒は「しっかり聞いているな」と感じます。下を向いていたとしても本当は話を聞いているのかもしれませんが、その確率は低いと思われます。教師が説明している時は、顔を上げて前を向くようにすること。教師の目や口元に視線を合わせるよう意識すると、話している内容が頭に入りやすくなります。

③ノートをとるのは最小限

授業中、教師の板書をノートに写すのに必死な生徒を見かけます。授業の目的は「内容を理解すること」であり、美しいノートを作ることではありません。書き留めるのは、その日に学んだ重要ポイントや最も印象に残ったことだけでOK。それよりも教師の話をしっかり聞いて、内容を理解することに集中しましょう。

まとめ

Q. 授業に集中するためのコツは?

A.3つのポイントを心がけ、授業で実践してみましょう。

★「授業への取り組み方」が習熟度を左右する
★ポイント① 姿勢を正す。良い姿勢からは、成績アップを実現するサイクルが生まれる。
★ポイント② 視線を前に向ける。教師の目や口元に視線を合わせて集中度アップ!
★ポイント③ ノートをとるのは必要最小限に。大事なのは、授業の内容を理解すること。

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