学習計画は、立てたほうが良いですか?

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なぜ計画を立てるのか?

「頑張っているはずなのに、なかなか成果が出ない…」という経験のある人は多いはず。勉強に限らず「実力は直線的には伸びるのではなく、なだらかに上がって行き、ある一定のラインを超えると大きな伸びを見せる」ことがわかっています。

ただ、努力してもなかなか成果が現れないと、毎日の努力が目標に向かって進んでいるかどうか不安になりますね。そこで、途中でくじけないために必要なのが「計画」です。計画を立て、小さな目標を確実にクリアすることで、自らのモチベーションを維持することが可能になります。

計画通りに取り組む方法

大切なのは、まず計画を“自分で”立てること。“自分との約束事”を作ることで「やらされている」感をなくし、前向きに取り組める前提を整えます。毎日のToDoに「英単語を5つ覚える」「数学を1ページやる」などの数字を入れるのもオススメです。

そして、何より大切なのは、少しずつでも“毎日続ける”こと。計画どおりの実行が「難しいな」と感じたら、多少変更してでもやめずに続ける方法を選びましょう。

どんな計画を立てたら良いかわからない時は、まずは目標に関連する「何か」を始めてみることです。「理科のテストの点数を10点上げたいから、理科の問題集を解く」「社会は歴史の単元を中心に出題されるので、年表の穴埋めからやってみる」。このように実際に手を動かすことで、計画につながる「やるべきこと」が見えてきます。

前向きの暗示も大切!

さらには、「ポジティブ・シンキング」も重要。万が一、三日坊主に終わったとしても、そこまでの学習が消えるわけではありません。「3日も続けられて良かった!」と考え、1~2日休んでまた学習を始めましょう。三日坊主も何回か繰り返せば、やがてそれは習慣になるものです。

「むやみに完璧を目指さない」ことも、計画を継続させるためのコツです。自分ができる範囲から少しずつ始めていきましょう。

まとめ

Q.学習計画は、立てたほうが良いですか?

A. 目標達成までくじけないためにも、計画は必要です。

★実力は直線的には伸びない。だからこそ、成果が現れるまでの「計画」が必要!
★自分で立てた計画を少しずつでも“毎日”続けよう。
★目標が決まらないときも、まずは実際に手を動かしてみる。
★完璧を目指さなくてもOK。ポジティブ・シンキングで、できる範囲から少しずつ進めよう。

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